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2月8日 朝6時30分起床。軽く朝食のブッフェでコーヒーともろもろを食べる。飛行機は10時なので少なくとも9時には空港に着かなくてはいけない。仕入れた商品をダンボールに詰めたりトランクのパッキングをし直したりして、8時30分にチェックアウト。空港までは10分とのことなので、十分間に合う。空港でチェックインして軽くコーヒーを飲むこととする。手荷物も結構あるのであまり人の居ないカフェに入り、コーヒーを注文する。バリコーヒーとインスタントコーヒーどっちがいいかと聞かれたのでインスタントコーヒーを注文する。で注文している間にワーテルで日本に電話し、店の状況などを確認する。トイレに行きたくなったのでそのままトイレに行き、友達に土産を買わなければということでチョコの詰め合わせを2箱購入。カフェにもどると来ている筈のコーヒーが来ていない。すると店員の女の子が申し訳なさそうに「実はインスタントコーフヒーがありません」と言ってきた。うぉいうぉい、普通開店するときにチェックするものじゃないのか?まだ朝9時だろ、無くなったら無くなったとチェックしておけ!しかもインスタントなんだから在庫ぐらい多少持っておけ!!と思っただけで口には出しませんでした。ここインドネシアでは当たり前のことだし、このくらいでイラついていたら生きては行けないのだ。しょうがなくバリコーヒーを頼む。くつろいだのでデパーチャーゲートへ向かい飛行機に乗る準備をする。といっても座って待っているだけだが、以前バリからスラバヤまでの同じ飛行機で離陸後フルパワーで上昇している時に、「ドン」という音とともに片側のエンジンが止まり、唖然とする乗客を乗せ空港に戻ってきた事があるのだ。消防車やら救急車やら何の車か分からない赤色灯の見える中、うまく着陸したときは乗客から拍手が沸いたものだ。ま、こんなことはいつもあるわけでは無い。しかも今回はぼろぼろのソ連製のアントノフとかいう飛行機ではないのだ。天井がはがれ配管が丸見え、しかも羽の継ぎ目がこんなに開いていて大丈夫なのか、と不安のどん底に落とされる事は無い。気持ちを落ち着かせ、わずかな間飛行機に乗る心構えをするのだ。飛行機はボーイングで737とかいうやつで、椅子もきちんと動くし灰皿も壊れていない、非常にラグジュアリーな飛行機だ。スッチーから飴をもらい、ガーと走ったと持ったらもう上昇している。でかい飛行機だといつまで走るのだ!とびくびく物だが小さい機体は滑走距離が短い。上昇し、しばらく水平飛行するともう下降だ。だんだん陸地が近づいてきて、あれよあれよという間に着陸だ。なんだかほっとする。まあかって知ったる町だし友達も居るので、安心して滞在できるからだろう。ポーターに荷物を受け取らせて運んでもらう。ターミナルから外へ出るとたくさんの人だかりだ。だれかを出迎えているのだろう。いつもの運転手を探すが見つからない。道が混んでいてまだ到着していないのか、それともどこかにいるのか。もう一度戻って全体を眺めていると白い紙を持った若者がいて、そこには「MR.SAKAMOTO」と書いてある。ははん今回は違う運転手なのかと分かり、軽く握手をして荷物を積み込み出発だ。最初はトゥバンとラスムへ行ってほしい布を仕入れようかと思ったのだが、3時間かかるしラスムまで5時間かかる。なんだか面倒になったのでホテルへ直行してもらう。いつものエクアトルホテルにチェックインすると本当にほっとした。インドネシアのMY ROOMみたいな所だから落ち着くのだ。今回は時間が無いので仕入れに行く。予定では明日行くことになっていてその旨連絡してあるのだが、アポなしでも大丈夫だろう。行くとああ、顔ぶれは変わっていないな・・・とちょっとうれしくなる。「いつ来た」、「明日じゃないのか」「いつまでいるのか」とかいろいろおしゃべりしつついろいろな雑貨をぱかぱか選ぶ。ただ仕入れたかった雑貨があまり無いので他のものを選ぶよりしかたがない。木彫りの人形でよく見る棚の角に座らせるタイプのものだが、ペンギンでスーツを着た小ぶりのものがあった。なんだか余りにおかしいので仕入れてしまった。名づけて「早期退職勧告を受けて呆然自失のサラリーマンペンギン」である。1個300円で高田馬場店で販売中。
で今回期待しているバティックだ。マドゥラとプカロガンのオールドをお客様から依頼されているので是非とも良いものを仕入れたい。最初にマドゥラのバティックを見ると以前に比べて段々高くなっているような気がする。もちろん非常に良い布なのだが、価格も高い。昔は掘り出し物が結構あったのだが、現在では良い物は値段の「良い」ようだ。モチーフもググっとくるものが少ない。これがこの値段!?というものもあり、やはり全体的にバブルの様相を呈している。私が当初仕入れているときは日本でもあまりマドゥラのバティックを扱っているところは無かったのだが、今では結構マドゥラのバティックを置いているところがある。だが、マドゥラのバティックは是非緻密で大胆な手抜きの無いバティックを選んでもらいたい。チレボンやプカロガンのバティック以上にグレードの高い物を持つべきだと思っている。何故なら今後手間隙かかるバティックをマドゥラでも作ら無くなっていくのではないかと思われるからだ。実際マドゥラは最近まで天然染料で染めていたのが、中には合成染料で染めているものも出てきたからだ。なので私のコレクションの中で1枚だけお宝を持っている。パムカサンで染められたバティックです。本当に細かく大胆なモチーフです。
次に見たのがプカロガンのオールド。意外とプカロガンのオールドは安い。日本で買ったらいったい幾らなのだ!というものが、手ごろ(といっても高いが)な値段で購入できる。その中から1枚ティガヌグリの状態の良いものを発見。コンディションは端の方に小さな穴が数箇所あるが、まあまあだ。ソガ、赤、花柄など各地の特色が良く出ている。30−40年物といっていた。まだオールドだ。他にもホウコウカイ柄に似ているもの(私はホウコウカイじゃないかと思っているが、サンフラワー柄がないから違う!と言われたのでたぶん違うのであろう)など以前はあまり良く見なかったのだが良いものが結構ある。ティガヌグリは自分のものとしたが、他3枚購入。どれも日本では数万円で売られているものよりずっと手が良い。他ジョグジャのワヤン柄+イカン柄、ソロと仕入れました。今回はどれもトゥリスをメインでジョグジャのチャップを数枚入れただけです。今日でほぼ仕入れミッションはほぼ終わったも同然。そうそう、ワヤンクリットの操り人形を買おうと思って頼んであったのだ。で見たら結構でかくて骨組みがまさに鳥の羽の骨を使っている、異様に迫力のあるものだった。意外とファンがいるのでたくさん買おうかと思ったが値段が結構するのでデカイやつ1個と小さいやつ2個を購入。日本へ送れるようにダンボール箱に梱包してもらいながらいろいろ話したが、「いつ帰国するの?」「11日にはバリ経由で帰るよ」などと話すと「何故14日までいないの?2月14日はバレンタインデーなのよ!!」と女の子たちは口を揃えて言う。男どももそうだそうだと言わんばかりの顔をしている。そう言えばテレビでもバレンタインセールとか言っていたし、バリでもバレンタインセールをしていた。いつの間にやらバレンタインが国民的な行事になったようだ。その後トゥンジュガンプラザへ行くと案の定バレンタインでウキウキしている。ショップもセールをかけている様だ。うーむ、日本と変わらん。男から女、女から男と愛の告白は関係ないようだ。なぜここに来たかというとインドネシアのトレンドとデザインを見てみたかったからだ。昔日本で厚底靴が流行ったとき、いつの間にかインドネシアでも流行っていて、日本で見たことも無い厚底ビーサンがかっこいいイカしたデザインで売られていた。なにか無いかといろいろ見て回る。おなかがすいたのでいつも食事をするフードコートへ行く。安いしうまいし、何故かインドネシアへくるとおなかが余り空かないので量もちょうどだ。新しいレストランも出来ていておいしそうだが、私はフードコートの鉄板シーフードミーゴレンを食べる。焼きそばのあんかけみたいなものだが、なかなかおいしいのだ。ワーテルで日本に電話後、そごうのカフェへ行きコーヒーでまったり。スタバもあったはずだがなんだか面倒になってなかなかおしゃれな外資系のカフェに入ることとした。TP(トゥンジュガンプラザ)は3棟からなり、TP1、TP2、TP3となっていてなかなかでかい。服から食料品まで売っていてなんでもありだ(もちろん偽物ブランドもたーんとある)。シェラトンホテルから直通の出入り口がある。ぶらぶらウインドウショッピングを楽しみつつホテルで飲むジュースとビールを買い込む。その後車へ戻るため、出口のところで待っていてもなかなか来ない。(運転手には3時間くらいいる事を伝え、4時にシェラトンホテルに通じる入り口に来るように伝えてあった。)20分ほどしてやっと来た。運転手曰くメガワティ大統領が今日シェラトンに泊まる予定で警備が厳しく、車を敷地内に止めることが出来なかったとの事。そう言えばなんだか警察官やら警備員やらがうじゃうじゃいた。9.11テロ以降、一流ホテルやショッピングセンターの入り口には必ず警備員がいて手荷物や危険物を持っていないかどうか検査されるのだが、そうか今日はいやに物々しいのはその為か、と納得。ホテルに帰る道すがら、スラバヤの事をいろいろ話していたら、運転手がこの前ディスコに行ったらしい。どうだったかと聞くとなかなか良かったとのこと。ま、ディスコというよりはカラオケに行って同じフロアにディスコがあって踊ったらしい。久々だから夜一緒に行くか?と聞いたら是非行きたいと言い出したので一緒に行く事とする。2年ぶりくらいでインドネシアのディスコに行くのでわくわくする。夜10時にホテルのロビーで待ち合わせ。最初カオルーンというスラバヤプラザの6階だか7階だかにあるディスコへ行く。以前来た事があったのだが、なかなか広い。もちVIPルームもある。が、なんと夕方から結婚披露パーティーがあり、まだ終わっていない。11時には終わるだろうとおじいさんに教えられた(何故おじいさんがここにいるのだ不明)。ケバイギャル2名も待ちくたびれている。そう言えば車の中で待っているやつらが結構いる。こりゃ11時といっても12時くらいまでかかるんじゃないか?ということで他のところに行くことにする。で運転手にいろいろ教えてもらうことにした。ステーションというディスコはTPにあるのだが、あまり好きではなかった。なんせ無法地帯といったかんじでやばそうな雰囲気なのだ。人々でごった返していてみなラリッてたのだ。そこは一番最後ということで新しく出来たというメトロという建物の中のディスコを偵察。3階にあるのだが、私は2階のカラオケバーに興味を引かれた。トイレを貸してくれといって中へ潜入。見るとボックスがい結構たくさんあって奥にソファーとテーブルがいくつかあるバーがある。客はあまりいないが女の子は美人ばかりだ。うーむ・・・。料金を聞くと高いことは高いが、なかなかよさ気だ。しかし会社員時代と違って接待費は出ない。引出しの中にしまっておいてなにかあったら使おうと思うい、少し気分が良くなる。でメトロのディスコはガラガラで客は一人もいなかった。DJだけが狂ったようにレコードをいじっていました。黒服どもが集まってきてあと一時間すればたくさん来るといっていたが、たぶんだれもこないだろうと思う。フラミンゴへ行って見たら開いているのか閉まっているのか分からない。しょうがないのでまたカオルーンに戻ろうかと思ったら、運転手-彼の名前は知っているのだが、仮にWとしておこう。御年35歳-はまだパーティーが終わっていないだろうといのでしょうがなくステーションへ。2人分10万ルピアナリを払い闖入。が、どうしたことがWが呼び止められて外へ出てしまった。理由はなんとサンダルを履いているからだ。スタッフに聞くとどうしても駄目とのこと。見ると何人ものうらびれた男たちがサンダルをはいて呆然と立ち尽くしている。どっかに売っているだろうと車で探し回るが市場にも売ってない。そりゃもう11時30分だから靴屋などやっているわけが無い。しかし執念で探しているとなんと一軒の靴屋のシャッターが半分開いている。しかも電器がついているではないか。喜び勇んで店に入ると店員がいる。なんでも店内の整理をするため、電器を点けているそうだ。なんと運が良いのだろう。3万ルピアの偽牛革シューズを3万ルピアで購入したWはうれしそうだ。全力でステーションにもどり、胸を張って入場した。ステーション、以前と変わらず活況で満杯だ。私がチケットを買っているとき白人男性がインドネシア人の男と一緒に入っていたが、何処にいるのか真っ暗で分からない。結局2時間くらいいて3時にホテルにもどったのだった。明日は友達の会社へ朝行かなくてはならないのに・・・。 →つぎへ |
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